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子ども向け英会話の選び方とは?オンライン・教室をどう選ぶ?

子どもに英会話を習わせたいと思っても、オンライン英会話、通学型の英会話教室、マンツーマン、グループレッスンなど選択肢はさまざまです。「オンラインのほうが安いから」「ネイティブ講師だから」といった一つの条件だけでは、子ども向け英会話を選べないこともあります。

大切なのは、子どもの年齢や英語経験、性格、学習目的に加えて、家庭として無理なく続けられるかまで確認することです。

この記事では、子ども向け英会話を選ぶときに確認したいポイントを、オンラインと通学型の違いも含めて整理します。

目次

子どもの英会話は何を目的に始めるかで選び方が変わる

子ども向け英会話を探す前に、「なぜ英語を習わせたいのか」を一度整理しておきましょう。目的が違えば、向いているレッスン形式や教材、講師も変わります。

英語に楽しく触れてほしい

幼児や英語を初めて学ぶ小学生なら、最初から単語や文法をたくさん覚えることより、英語を聞いたり話したりすることに抵抗を感じない環境を作る考え方があります。

歌、絵、ゲーム、簡単な受け答えなどを取り入れたレッスンなら、勉強として構えすぎずに参加しやすくなります。子どもが「またやりたい」と思えるかも確認したいポイントです。

英語を話す機会を増やしたい

学校や家庭で英語を学んでいても、実際に会話する機会が少ない場合があります。そのような子どもには、講師と一対一で話せるマンツーマンレッスンなどが選択肢になります。

ただし、英語をたくさん話せば必ず上達するとは限りません。子どもの現在の語彙や理解度に合った内容になっているかも確認しましょう。

学校英語や英検まで考えたい

会話だけでなく、読む・書く学習や学校の授業、英検などを意識する場合は、カリキュラムの内容まで確認する必要があります。

文部科学省の小学校学習指導要領では、第3・第4学年の外国語活動では主に「聞くこと」「話すこと」を通してコミュニケーションの素地を育て、第5・第6学年の外国語では「聞くこと」「読むこと」「話すこと」「書くこと」を通して基礎となる力を育てる構成になっています[1]。

そのため、小学生向け英会話を選ぶ場合も、会話だけでよいのか、読み書きまで含めたいのかを考えておくと比較しやすくなります。

子ども向け英会話はオンラインと通学型教室の2つから考える

子ども向け英会話は、大きくオンライン英会話と通学型英会話教室に分けて考えると整理しやすくなります。どちらが優れているというより、子どもの性格や家庭の生活リズムによって向き不向きがあります。

比較項目オンライン英会話通学型英会話教室
受講場所自宅教室
送迎原則不要必要になる場合が多い
レッスン形式マンツーマンが多いグループ・マンツーマン
講師国内外から選べるサービスもある教室所属講師
他の子との交流少なめグループなら交流しやすい
保護者の主な負担予約・機器操作・付き添い送迎・待ち時間
スケジュール比較的選びやすい曜日固定の場合も多い

オンライン英会話が合いやすい家庭

送迎時間を確保しにくい家庭や、他の習い事と組み合わせたい家庭ではオンライン英会話が利用しやすいでしょう。自宅から受講できるため、短時間のレッスンを生活に組み込みやすい点も特徴です。

一方で、幼児やパソコン操作に慣れていない子どもの場合は、保護者の付き添いが必要になることがあります。「オンラインだから親の負担がない」と考えず、実際の利用方法まで確認しておきましょう。

通学型英会話教室が合いやすい家庭

講師と直接会って学びたい子や、友達と一緒のほうが参加しやすい子には、通学型の教室が合う場合があります。家では集中しにくくても、教室へ行くことで学習モードへ切り替えやすい子もいます。

ただし、曜日や時間が固定される教室では、送迎や他の習い事との調整も必要です。レッスン内容だけでなく、家庭が数年間続けられるスケジュールかも確認しましょう。

子ども向け英会話を選ぶときの7つの確認項目

英会話サービスを比較すると、料金や講師の国籍に目が向きがちです。しかし、子どもが継続して利用することを考えると、複数の条件をまとめて確認する必要があります。

対象年齢と現在の英語レベル

「3歳から」「小学生向け」と書かれていても、同じ年齢の子どもが同じレベルとは限りません。英語を初めて聞く子と、すでに英語教材や英会話を経験している子では適した内容が違います。年齢だけでクラスを決めるのか、レベルチェックを行うのかも確認しておきましょう。

講師の子どもへの指導経験

英語を話せることと、子どもへ分かりやすく教えられることは別です。子ども向けの研修があるか、幼児や小学生への指導経験があるかなどを確認します。実際の相性はプロフィールだけでは判断しにくいため、無料体験で子どもの反応を見ることも大切です。

マンツーマンかグループか

マンツーマンは子どもの発話時間を取りやすく、本人のペースに合わせやすいのが特徴です。一方、グループレッスンは友達の発言を聞いたり、一緒に活動したりできます。人前で話すことが好きな子もいれば、一対一のほうが安心して話せる子もいます。性格を考えながら選びましょう。

レッスン時間と受講回数

1回10〜15分程度の短時間レッスンから、25分、40分、50分程度までサービスによって異なります。特に幼児では、長いほどよいとは限りません。

週何回なら家庭の予定に入れられるかも重要です。契約上は毎日受講できても、実際には週1回しか使えないのであれば、別のプランが合う可能性があります。

教材とカリキュラム

歌やゲーム中心、フォニックス、日常会話、学校英語、英検対策など、教材の方向性はさまざまです。子どもが楽しめることは大切ですが、「楽しかった」で終わらず、何を学んでいるのか保護者が確認できる仕組みがあると学習状況を把握しやすくなります。

料金と追加費用

比較するときは月額料金だけではなく、教材費、入会金、予約料金、講師による追加料金なども確認します。

オンライン英会話では月額料金に教材費が含まれるサービスもあれば、市販教材を別途購入する場合もあります。通学型も月謝以外に教材費や施設費などが設定されていることがあります。

予約・振替・保護者サポート

続けやすさを左右するのが、予約や欠席時のルールです。何日前まで予約できるか、キャンセル時にレッスン回数が戻るか、固定曜日か自由予約かを確認します。幼児や小学校低学年では、トラブル時に日本語で問い合わせられるかも見ておきたいポイントです。

子ども向けオンライン英会話は料金だけで決めない

オンライン英会話には、月数回の回数制、毎日受講できる定額制、ポイント制などさまざまな料金体系があります。月額が安いサービスでも、家庭の生活リズムに合わなければ十分に利用できない場合があります。

たとえば月30回受講できるプランでも、他の習い事が多く週1回程度しか時間を作れないのであれば、回数制プランのほうが使いやすい可能性があります。反対に、短時間でも頻繁に英語へ触れたい家庭なら、受講回数の多いプランが選択肢になります。

講師についても、毎回自由に選ぶタイプと、同じ講師が継続して担当するタイプがあります。いろいろな英語に触れてほしいのか、同じ先生との関係を作りたいのかで選び方は変わります。

料金、講師、レッスン時間、予約方法、教材を一緒に比べることが大切です。

幼児向け英会話は楽しんで参加できるかを重視する

幼児期は、保護者がよいと思った教材でも本人が画面の前に座ってくれないことがあります。英語をどれだけ覚えられるかだけでなく、レッスンそのものに参加できるかを見る必要があります。

レッスン時間が長すぎないか

幼児向けでは短時間のレッスンを用意しているサービスもあります。25分間ずっと会話することが難しい子なら、歌やゲームなど活動が切り替わるレッスンのほうが参加しやすいことがあります。

無料体験では、終了時まで集中していたかだけではなく、途中で飽きたときに講師がどのように対応したかも見てみましょう。

親子で参加できるか

初対面の講師と一人で話すことに抵抗がある幼児もいます。最初は保護者と一緒に受講できるサービスなら、慣れるまでサポートできます。

ただし、毎回保護者の付き添いが必要だと負担になる家庭もあります。将来的に一人で受講できる設計かも確認しておきたいところです。

日本語のフォローが必要か

英語だけでも楽しめる子がいる一方、何を言われているのか分からないことで固まってしまう子もいます。英語初心者だから必ず日本人講師がよいわけではありませんが、困ったときに日本語で補助できる講師がいると安心できる子もいます。

幼児期は、英語を教える能力だけでなく、子どもの反応を見ながらレッスンを進められるかも大切です。

小学生向け英会話は学校生活との両立まで考える

小学生になると、英会話を始める目的にも違いが出てきます。英語を楽しみたい子だけでなく、学校の授業や英検を意識して学びたい子も増えてきます。

初心者か経験者かを確認する

同じ小学3年生でも、幼児期から英会話を続けてきた子と、初めて英語を学ぶ子ではスタート地点が違います。学年だけでコースが決まるサービスではなく、現在のレベルに合わせて教材を調整できるかも確認すると選びやすくなります。

読む・書く学習も必要か考える

会話を中心にしたレッスンでは「聞く」「話す」時間を確保しやすい一方、読み書きは家庭学習が必要になる場合があります。学校英語や検定も考える場合は、アルファベット、フォニックス、単語、文章を読む・書く学習までカリキュラムに含まれているか確認しましょう。

他の習い事と無理なく両立できるか

小学生になると、スポーツ、学習塾、音楽など別の習い事が増える家庭もあります。英会話だけを基準に時間を決めると、あとから予定が重なって続けにくくなることがあります。

自由予約がよいのか、毎週決まった時間のほうが習慣化しやすいのかも、子どもの性格や家庭の予定に合わせて考えましょう。

英会話の講師はネイティブ・外国人・日本人のどれがいい?

子ども向け英会話を比較するとき、「ネイティブ講師のほうがいいの?」と迷う家庭は少なくありません。しかし、講師の国籍だけで子どもとの相性や指導力を判断することはできません。

ネイティブ講師

英語を母語として使う講師と会話できることが特徴です。さまざまな表現や発音に触れたい場合に選択肢になります。一方、英語のみの説明で戸惑う初心者もいます。分からないときにどのように補助してもらえるか確認しましょう。

フィリピン人など外国人講師

オンライン英会話では、フィリピン人をはじめさまざまな国籍の講師が在籍しています。多くの講師から選べたり、比較的多くのレッスンを受けやすかったりするサービスもあります。確認したいのは国籍よりも、子ども向け研修や指導経験、講師を採用する基準です。

日本人・バイリンガル講師

日本語で質問できるため、英語が初めての子や「分からない」と言えず固まってしまう子には合う場合があります。一方、英語だけでコミュニケーションする経験を増やしたい家庭なら、慣れてきた段階で外国人講師を取り入れる方法も考えられます。

どの講師が一番よいと決めるのではなく、現在の子どもが安心して参加できるかを基準にしましょう。

兄弟で英会話を始めるなら家族利用の条件を確認する

兄弟で英会話を利用する家庭では、一人分の料金だけを比べると実際の負担を判断しにくくなります。兄弟割引や家族アカウントなど、サービスごとの家族利用条件を確認しましょう。

確認したいのは、兄弟で一つのアカウントを共有できるか、契約したレッスン回数を分けられるか、家族を追加すると料金がいくら増えるかといった点です。

兄弟の年齢が離れている場合は、それぞれに合った教材が用意されているかも重要です。幼児と小学生が同じサービスを使えても、希望するコースが家族共有の対象外になっている場合もあるため、契約条件まで確認しましょう。

オンライン英会話だけでなく、通学型教室でも兄弟割引や教材費の扱いは異なります。兄弟2人、3人で続けた場合の年間費用まで考えると比較しやすくなります。

子どもの英会話は何歳から始めればいい?

英会話を始める年齢に、すべての子どもに共通する正解があるわけではありません。「早く始めなければ遅れる」と考えて、本人が嫌がっているのに急いで始める必要もありません。

幼児なら、歌や簡単な会話を楽しめるかがひとつの目安になります。小学生なら、本人が英語に興味を持ったことをきっかけに始める方法もあります。開始年齢だけではなく、「本人が参加できるか」「家庭として継続できるか」「目的に合う内容があるか」を確認することが大切です。

英語学習は一度申し込めば終わりではありません。成長や学校生活の変化に合わせて、オンラインから通学へ変更したり、会話中心から読み書きを含むコースへ変更したりすることもできます。

無料体験では子どもと家庭の両方が続けられるかを見る

子ども向け英会話は、公式サイトの料金表や講師紹介だけでは分からない部分があります。無料体験が用意されている場合は、入会するか決めるためだけではなく、実際の使い方を確認する機会として利用しましょう。

子どもが講師の問いかけに反応できているか

たくさん正解できたかより、先生の話を聞こうとしているか、自分から答えようとしているかを見ます。緊張して話せなかった場合も、その一回だけで「向いていない」と決める必要はありません。講師が緊張している子へどのように対応したかも確認します。

教材の難しさが合っているか

簡単すぎると飽きてしまい、難しすぎると「分からない」という時間が長くなります。今の子どもに少し挑戦できる程度かを見るとよいでしょう。

レッスン時間が合っているか

最後まで座っていたとしても、後半に集中力が大きく落ちていないか確認します。特に幼児では、25分が長い子もいれば問題なく楽しめる子もいます。

保護者の負担を確認する

ログイン、予約、教材準備、レッスン中の付き添いなど、実際にどこまで保護者が対応する必要があるか確認します。無料体験なら頑張れても、それを毎週続けるとなると負担が大きい場合があります。

希望時間に予約できるか

講師が気に入っても、平日の夕方や休日など希望する時間帯に予約が取れなければ継続しにくくなります。無料体験中に、実際の予約画面や希望講師の空き状況まで確認できると安心です。

子どもの英会話選びでよくある失敗

子どものためを思って始めた英会話でも、選び方が家庭に合っていないと続かなくなることがあります。契約前に、よくあるパターンを確認しておきましょう。

料金の安さだけで決める

月額料金が安くても、予約できない、子どもが参加したがらない、希望する教材が別料金といった状況では十分に活用できません。支払額だけでなく、実際に月何回利用できそうかを考えて比較します。

ネイティブ講師なら安心だと思う

ネイティブ講師にも、日本人講師にも、フィリピン人などの外国人講師にもそれぞれ特徴があります。子どもへの指導力、性格との相性、困ったときのフォローを確認せず、国籍だけで決めないようにしましょう。

子どものレベルより難しいコースを選ぶ

「せっかく習うならレベルの高いものを」と考えたくなりますが、分からない時間ばかりになると参加すること自体が嫌になる場合があります。反対に簡単すぎても飽きるため、定期的にレベルを見直せるサービスは利用しやすいでしょう。

レッスン回数を増やしすぎる

毎日受講できるプランでも、毎日必ず受ける必要はありません。学校や他の習い事とのバランスを崩すと、英語そのものを負担に感じることがあります。最初は無理なく続けられる回数から始め、必要に応じて増やす方法もあります。

子どもが嫌がっている理由を確認しない

「英語が嫌い」と言っていても、英語そのものではなく、講師との相性やレッスン時間、教材の難しさが原因かもしれません。サービスをすぐにやめるか続けさせるかの二択ではなく、講師や時間、コースを変えることで解決できないか確認しましょう。

子ども向け英会話についてよくある質問

子どもの英会話には、開始年齢やレッスン回数、保護者の関わり方など迷いやすい点があります。入会前に確認しておきたい疑問をまとめます。

子どもの英会話はオンラインだけでも大丈夫ですか?

オンラインだけでも会話の機会を作ることはできます。ただし、子どもの性格や目的によっては、対面で友達と活動できる通学型のほうが合う場合もあります。オンラインか通学かではなく、本人が参加しやすく、家庭で継続できる方法を選びましょう。

英語をまったく話せなくても始められますか?

初心者向けの教材や、日本語でフォローできる講師を用意しているサービスがあります。アルファベットを知らない段階から参加できるコースもありますが、対象年齢や開始レベルはサービスごとに確認が必要です。無料体験がある場合は、初心者であることを事前に伝えて受講すると判断しやすくなります。

週1回でも意味はありますか?

週1回が無意味とは言えません。ただし、英会話レッスンだけにすべてを任せるのではなく、家庭で英語の歌や絵本に触れるなど、無理のない範囲で英語に接する機会を作る方法もあります。回数を増やすことより、子どもが無理なく継続できることを優先しましょう。

親が英語を話せなくても大丈夫ですか?

保護者自身が英語を教える必要のないサービスも多くあります。ただし、幼児では端末操作やレッスン開始時のサポートが必要になる場合があります。英語力ではなく、どの程度の付き添いが求められるかを確認しておくと安心です。

幼児でもオンライン英会話に集中できますか?

子どもによって異なります。短時間レッスンや歌、ゲーム、イラストを使ったレッスンなど、幼児向けに工夫されたサービスもあります。実際に集中できるかは無料体験で確認するのが分かりやすいでしょう。

英検対策もできますか?

英検対策コースを用意しているサービスがあります。ただし、会話練習だけなのか、語彙、文法、リスニング、ライティング、二次面接まで扱うのかは異なります。英検を目的にする場合は、何級まで対応しているかだけでなく、どの技能を学べるかまで確認しましょう。

オンラインと教室を途中で変更しても大丈夫ですか?

最初に選んだ方法を6年間続ける必要はありません。年齢や性格、学校生活、本人の希望が変われば、学び方を変えることも選択肢です。幼児期は通学型で英語に親しみ、小学生からオンラインで会話量を増やすなど、家庭に合った組み合わせを考えてもよいでしょう。

子どもに合う英会話は続けやすさまで確認して選ぼう

子ども向け英会話を選ぶときは、料金や知名度だけでなく、子どもの年齢、現在の英語レベル、性格、学習目的まで考えることが大切です。

オンライン英会話には送迎が不要で利用しやすい特徴があり、通学型英会話教室には講師や友達と直接関われる特徴があります。どちらがよいかは家庭によって異なります。

候補が決まったら、講師、レッスン時間、教材、料金、予約方法、保護者の負担まで確認します。無料体験では「子どもが楽しそうだったか」だけではなく、実際に数か月、数年と続けられそうかという視点でも見てみましょう。

英語学習を早く始めることそのものを目的にせず、子どもが無理なく参加でき、家庭でも無理なく続けられる環境を選ぶことが、英会話選びの基本です。

脚注・出典

  1. 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 外国語活動・外国語編」(平成29年7月)https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/03/18/1387017_011.pdf(2026年9月閲覧)↩
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